更衣室で同性に迫られちゃった百合画像、他

【おまけの百合小説２】

登場人物＆あらすじ

第１話





７



「んっ……いや…っ」


柔らかい唇で挟まれたり、軽く歯で甘噛みされたり……

こんな風に丁寧に乳首を責められるのは、初めてだった。



拳を握りしめて必死で声を抑えていたけど、ついに堪えきれず、アタシの口からは吐息と一緒に甘い声が漏れ出す。


「カズキ……手、外して」


口を押さえないと、声、我慢しきれない。

腕を拘束されたままじゃ……



「声、出せよ。もっと聞きたい」


「あっ……あぁ……」


カズキの声は、耳のすぐそばから聞こえた。

そして、声を発したその唇は、すぐにアタシの耳を愛撫し始める。



もう一人は、アタシの胸からいったん唇を離した後、チュッチュッと音を立てて、乳首にキスを落とし始めた。

ふるふると柔らかい唇が触れるたび、胸から全身に電気がはしるように、快感が駆け巡る。


「きゃっ」


その時、胸を責めていた人が体勢を崩し、悲鳴をあげてアタシの方に倒れ込んできた。


ずいぶんかわいい、高い声？

アタシより？


覆いかぶさってきた身体は、予想と違って、とても華奢で、まるで女の子みたいに軽くて……



お腹に何か柔らかい感触を感じた時、全身から血の気が引いていった。


柔らかすぎる唇、高い声、そしてこの感触。



「ちょ……ちょっとカズキ！　目隠しとって！」



「なんだよ、血相変えて」


ふーっとため息をつくのが聞こえて、目の周りを押さえていた圧力が消えた。

部屋は薄暗いけど、今まで視界が真っ暗だったせいか、物の輪郭ははっきり見える。