台詞付きの百合画像
台詞回しはセンスが出ますね。
エロ的なものも、そうでないものも。
うまい吹き出しがついていると、それだけでエロさアップw
【おまけの百合小説2】
登場人物&あらすじ
1
「なにこれー」
ある日の放課後。
薄暗い部屋の中、アタシは診察台のようなものに座り、不自然にはしゃいでいた。
SM専門のラブホ――
学校からたった3駅のところに、こんな特殊な施設があったなんて、全然知らなかった。
一緒にいるカズキはお世辞にも物知りとは言えないけど、こんなことにばかり詳しいみたい。
「ここに脚、乗っけてみな」
「ここ?」
示されたその場所に両脚を乗せると、片脚ずつバンドのようなもので固定される。
太ももと膝と足首、3か所をがっちりと。
ニヤっと笑ったカズキが近くに置いてあったリモコンのような物を手に取る。
カチッとボタンを押す音がすると、同時に機械音が鳴り、固定されていた脚が開かれていく。
「わわっ。なんだこれ。あはははは」
膝を曲げられ、おむつを替えられる赤ちゃんみたいな恰好にされた。
アタシは恥ずかしいというより、なんだかおかしくて、爆笑してしまった。
いい歳した大人たちも、こんなもので遊んでるんだろうか。
「めっちゃパンツ見えてるよ」
「だろうね」
校則通りの長さなら、スカートで隠れるのかな。
言うまでもないことだけど、アタシのスカートは相当短くて、こんな恰好だと中身が隠れることはあり得ない。
「紐パンじゃん。エロ。恥ずかしくねぇの?」
「いまさらそういう関係でもないっしょ」
とはいえ、ほんと言うと結構恥ずかしかった。
こんな変な恰好させられること、普通はないし。
でも、そんなちょっとした嘘を見破れなかったのか、カズキはため息を一つ吐いた。
「男心わかってねーなぁ。恥じらいなくしたら、終わりよ?」
「あ、うそうそ、超恥ずかしい」
へらっと笑いながら言ったけど、カズキの表情は変わらなかった。
あぶないあぶない、油断しすぎもよくないよね。
カズキは定期的にアタシを“買って”くれるけど、いつまでそんな関係が続くかわからない。
とても大事な上客だ。
飽きられないようにしなきゃ。
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